News/Blog

For Vegan

Blog 2018.06.16 Saturday


Veganism

近年問い合わせが増えてきました。

所謂ベジタリアンの方のように食事だけに留まる様式の方もいれば、一切の動物由来の成分を使用しないライフスタイルの方もいらっしゃいます。そうした場合、勿論タトゥーインクも例外ではありません。

昔とは違い今は海外の各インクメーカーさんも成分表示をウェブ上で見れるようにしてくれています。
しっかりと明記されているメーカーさんもあれば、そうでもない古参メーカーさんも。

オンライン上でどっちなんだと論争になってるインクもありました。。

vegantattoo.jpg


今回はしっかりと明記されているインクを使用してのタトゥーイングです。

これから日本も移民が増えますので、各国の文化や精神性、特有の多様性への理解は出来ずとも、配慮は必要になってきそうですね。

そんな中、根強く残る日本における刺青、タトゥーに対する偏見とも思える捉え方は、今後どう変化していくのだろうか。。

Work by Satoshi

Samurai rides a horse.

Blog 2018.06.07 Thursday


samuraihorsetattoo.jpg


前回は2016年の9月。。
2年近く間が空きましたが、ようやく本体が仕上がりました。

samuraihorsetattoo2.jpg

寝てもらって彫ってますが、かなり肌の伸縮が大きい部位なので、見た目のインパクトも良いですね。

こちら2枚の写真はノーフィルター。無修正です。


samuraihorsetattoo1.jpg


次回は一旦腕の延長に取りかかります。
お疲れ様でした!

Work by Satoshi

Quick work.

Blog 2018.05.28 Monday

koitattoo1.jpg


通常、直接描いてそのまま彫るという所謂フリーハンドでのタトゥーイングはまだまだ未熟なもので、メインモチーフに対してはしませんが、サブモチーフやバックグラウンドには鍛錬も含め、日々取り入れております。

よって当方では、簡単な物でない限り当日彫る事は下絵を描く時間、待って頂く事になります。
物によってそれが30分なのか、2時間なのか分かりませんが。。
時間の制限がある中で描くので、ある意味自分に常に備わってる力しか出せませんし、絵のジャンルも固定されてる彫師ならともかく、多方面に対応してる場合はどのジャンルの絵を求められるのかすらその時になるまで分かりません。
実際時間がある方が下絵のクオリティは勿論高いです。よってお互いの為にも一度打ち合わせにという流れでございます。

しかしながら海外から旅行で来ている場合のように、突発的なパターンもあるのが現実です。
旅行日程によっては一度打ち合わせして翌日彫ったり、中2日ある場合などなど最善策として下絵にかける時間をなるべく確保して望むようにしています。

今回は当日のみ。
紹介者の方も海外に居ましたので、、、打ち合わせも片言でなんとかまとめ、後はいつものように身体に一度描いて、ご本人自身の目で見てもらうって感じです。

koitattoo.jpg

色はなしでサイズも小振りな鯉をという事で、位置とサイズ感、雰囲気などを確認してもらいます。
鯉も昇りか降りかはこちらで説明して今回は昇りに。
そしてこの方ファーストタトゥーでした。

一生モノを異国の地で、それもたいして言葉も通じないような自分にウェブサイトで作品をチェックしたとはいえなかなかの事だと思います。


koitattoo2.jpg


気の利いた事も言えず申し訳ない気持ちもありましたが、無事終わり喜んで頂けたので良かったです。
ファッションも雰囲気のある紳士でした。


Work by Satoshi

Which...

Blog 2018.05.23 Wednesday

Fact or Fiction.


手書きの太めって感じで。

letteringtattoo6.jpg

letteringtattoo5.jpg


何事も見極めて判断しないとですね。


Fact is stranger than fiction.

その通りです。


Work by Satoshi

Hidden

Blog 2018.05.17 Thursday


日本の刺青では薄ぼかしを使って風や水を表現して、その奥に絵が透けて見えるように彫る技法があります。
透かし彫りなんて彫刻のそれとはまた違いますが、そう言った呼び方をする人もいます。

しかし基本的にはそういった技法は部分的に使う事でポイントになったり絵のメリハリを手伝う事になったりするのですが、今回は敢えて全て薄ぼかしをかけて、メインモチーフの全てを風の奥にあるイメージで構成しました。

hidingsnaketattoo.png

ここから蛇本体をしっかりと彫り込んでいって、最後はイカズチに色をぼかして仕上がる予定です。
勿論右腕も近い雰囲気で仕上げます。

久しぶりに袖の長いお客さんです。
数ヶ所既存のタトゥーがありましたので、カバーアップもあってこの袖の長さになりました。

両腕揃った時のインパクトは強そうです。
まずは額終わり、お疲れ様でした!

Work by Satoshi

Kapala

Blog 2018.05.11 Friday

一時期は世界的にもかなりの人がこの意匠を求め、もはや流行にもなっていたように思います。
誰かが描いた物からのインスピレーションで、チベタンスカルの鼻は、鼻の穴の周りを装飾するようなスタイルがタトゥーデザインとしては一般的になってもいたように思います。

今回はしっかりと現物資料からあまりずれないよう、下絵を起こしてみました。


kapalatattoo.jpg

本来このカパーラの持つ意味というか存在意義を感じるような。
そんな恐怖にも近い感覚で崇められる雰囲気になったかなと。

自分としては久しぶりに所謂ジャパニーズニュースクールなタッチでやっとります。
周りには蓮でございます。

次回も頑張りましょう!

Work by Satoshi

太鼓の五分

Blog 2018.05.06 Sunday



背中のデザインも含めですが、神道をベースに置いて構成している稀なパターンの方と思います。
狐もこういった形よりも九尾の方が彫られているような気もしますし。。

化粧に当たる花は、左近の桜に右近の橘。左右の腕で花を変える事も珍しいですね。
こういった事例で無い限り基本左右で揃えます。


kitsunefoxtattoo.jpg


ようやく次回から主題の色のボカシに入ります。
スジからこの額終わりまでが基本長いので、ここまでしっかり長い間を空けずに来て頂けると仕上がりもしっかりとしたものになるかと思います。

五分でも半袖からは出てしまうので、基本的には夏でも隠すのであれば長袖着用になります。
それならばという事ではないのですが、基本的には七分袖を推してます。。
肘という関節を彫る事で五分よりも生きた肉体に彫ってる感もでますし、動きがある部位を埋めるのは痛そうでもありグッと日本的な半纏や着物の袖の長さに近づきます。
九分までいくと見切りとなる手首部分が細く境界線のインパクトが弱く感じますし、下半身を彫り進めるに当たってはしっかりと膝下までは最低必要にもなります。
どんぶりよりも胸割りの方が見切りの手間がかかる分豪華にも見えますし、彫り物は埋めりゃいいってもんでもないですからね。

勿論好みもありますから、あくまでも彫る範囲に関しては基本お客さんの要望に沿って進めます。

しっかりと両腕仕上がるお客さんが増えて嬉しい限りです!


Work by Satoshi

Think

Blog 2018.04.28 Saturday

ファーストタトゥー、一回目です。

最初のオーダーは"大きい十字架"でしたが、何度か肌にラフ画を描きながら打ち合わせをしていき、マリア様に決定しました。


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しっかり打ち合わせしたからこそ彫られる方、彫る方共に納得のいくモノが生まれると考えてます。


最後までお互い頑張りましょう!


こちらは前回仕上がったジーザスの周りにサブモチーフや背景を追加。


サブモチーフや背景を足すことで主題が引き立ち、一変して世界観や雰囲気が増します。



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一段落までもう少しなので楽しみです。

そして数ヵ月ぶりに"前田慶二郎利益"。


長い人生の中で紆余曲折あり、色々な理由で彫りに通えない事もあるとは思いますが、間が空いたとしても連絡をくれて仕上げに来てくれるのは素直に嬉しいものです。


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今後ともよろしくお願いいたします!

work by heiwa

Thunderbird

Blog 2018.04.24 Tuesday

毎年キャンプで会うA君。
何年も前から彫りたいという旨は伺っていたのですが、昨年ようやく着手しまして。
年末には最後のセッションが終わりました。


thunderbirdtattoo.jpg


このスジだけの状態から二回に分けてボカシをしまして、計三回で仕上がりました。

この方も背中だけの漢らしい彫り方でございます。
日本以外の国でも入ってる部位やデザインによって咎められる職業はありますし、背中はまず見えないので実生活でもかなり問題なく過ごせるかと思います。


thunderbirdtattoo1.jpg


これは落ち着いた写真ではなく最後のセッションの時でフレッシュな部分がありますが、4ヶ月前の写真で、今頃しっかりと落ち着いているかと思います。

少し大きめなファーストタトゥー、お疲れ様でした!

Work by Satoshi

Black and Gray Tattoos

Blog 2018.04.13 Friday

Grayはイギリス英語だとGreyになるとか。

このSacred Heart、何でしょう。このデザインだけで様々な情報が入って来ますね。



sacredhearttattoo.jpg


心臓部分の質感気に入ってます。


こちらはフリーハンドで背景追加。ペンや筆で直接描いてそのまま彫るという事です。

prayinghandstattoo.jpg


この腕の内側にはケルビムを。

cherubimtattoo.jpg

この付近にはプロビデンスの目も追加して数年前の上腕部と繋げました。
これで一段落。

お疲れ様でした!

Work by Satoshi


ようやく安定して暖かくなって来て、飛び込みのご連絡を頂く機会が多くなってきました。
誠に残念無念ですが、こちらの空きが無くお断りせざるをえない事が多々あります。


可能な限り営業時間後も対応したりはしているのですが、どうしても無理な時は無理ですので、、、
前もってのご予約を非常にお勧めします。


お電話は勿論、メールもレスポンスは良い方だと思いますので、お気軽にお問い合わせください!
当日バタバタするより、当日までに下絵も用意出来たりとメリットしかないと思いますので、突発的なお気持ちも解りますが、どうぞお気軽に前もってのご連絡をお願い致します。


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